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医療事務

医療事務の仕事って将来性あるの?

「医療事務として働いているけど、将来的に必要とされているの?」
「AIやロボットが将来的に医療事務職の仕事を奪うって本当なの?」

医療事務として働いているみなさんにとって、自分の仕事が将来的に必要とされているかどうかは心配になってきますよね。
AIやロボットの開発が急ピッチで進み、時代がどんどん変わっていることを肌で感じながら、不安な気持ちになる人も多いのではないでしょうか?
本記事では、医療事務の将来性や需要について解説していきます。
将来に向けて医療事務に求められることや身に付けるべきスキルについてもご紹介していますので、医療事務の将来が少し不安だな、と思う人はぜひ参考にしてみてくださいね。

医療事務の仕事が将来的に必要とされている理由

医療事務は将来的にも必要とされています。
その理由を2つ挙げてみました。

・超高齢化社会に向けて需要が無くならないから
・コミュニケーションが必要とされる仕事だから

超高齢化社会に向けて需要が無くならないから

超高齢化社会だからこそ、医療事務は欠かせない存在です。
人は老化に伴い、身体機能が衰え病気や怪我に見舞われ医療機関にかかることも多くなるでしょう。
超高齢化社会とは65歳以上の人が全人口の21%以上の割合を占めるという社会であり、医療機関に来院する患者数は今後も増えていくと想定されます。
患者数が増えると仕事も増え、医療事務の需要も減ることはありません。
2007年にすでに超高齢化社会に突入した日本は、2025年には75歳以上の人が人口の約18%を占めると言われています。
医療事務の仕事は、これからの日本にとってますます需要が増えていくと言えるでしょう。

コミュニケーションが必要とされる仕事だから

超高齢化社会に向けて、今後高齢の患者が増えることが予想されるからこそ、コミュニケーションが重要になってくると言えます。
医療現場では電子カルテにはじまり、一部の病院では自動受付機や自動精算機などの導入が行われています。
高齢の患者にとって複雑な機械の操作は難しく、余計に負担になってしまうかもしれません。
自分の症状をうまく伝えづらくもなりますし、どの診療科を受診すればいいかをまずは受付で相談したいという要望もあるでしょう。
自動受付機や自動精算機などが導入されることにより、医療事務の業務効率が上がることは確かです。
高齢者に限らず患者は万全な体調でないことが多く、患者の状態を的確に汲み取り、フォローしてくれる医療事務の存在が必要不可欠なのです。

医療事務の現状

医療事務職は、未経験でもはじめられたり柔軟な働き方ができるなど人気の高い職種です。
通信型大手資格スクールの調査でも、医療事務は資格受講ランキング一位に輝き、医療事務に関心を寄せる人も多いです。

景気に左右されず求人数も多い

医療事務は景気に関係なく、募集求人は安定している傾向が強い職種です。
厚生労働省が公表した令和5年の平均有効求人倍率の「1.03倍」に対し、医療事務の有効求人倍率は「2.0倍」でした。
人はどうしても病気になったり怪我をしたりしてしまうものです。
病気や怪我に見舞われた際には景気に関係なく病院やクリニックにいく必要があり、患者数が大幅に激減したりすることは考えにくいです。
そのため、医療現場では常に医療事務の需要があり、求人数の増減も激しくないという特徴があります。

働き方が多様で人気が高い

正社員だけでなくパートやアルバイト雇用など、働き方の選択肢が多い医療事務は、女性に人気の高い職種であるといえます。
女性は、結婚や出産、育児や介護などライフスタイルの変化に伴い働き方を変えなければならない状況になりやすいです。
職場が変わったとしても医療事務の経験があれば、比較的再就職しやすく長く続けられるというのが人気がある理由でしょう。
途中で職種転換せず、医療事務として長く経験を積んでいけるからこそ知識が身に付き、スキルアップも可能です。
医療事務として専門知識を持ち、医療機関で働く経験値が豊富だと40代、50代になっても年齢に関係なく即戦力として現場から期待され、長く活躍できる仕事なのです。

医療事務の仕事はAIに奪われてしまうって本当なの?!

現在は、多種多様な分野でAIの開発が進み、医療分野でもAIの導入が積極的に検討されています。
近い将来医療事務の仕事が、全てAIに奪われてしまうという危機感を募らせている人も少なくありません。
AIが医療事務の全ての仕事を担えるのでしょうか?

患者の心の対応はAIにはできない

AIはデータ分析や、細かくルーチンワークで進めるような大量の業務量を短時間で正確にこなすことには優れた能力を発揮しますが、人の心の機微を感じ取ることは苦手なようです。
病気や怪我を患った患者は、身体的にも精神的にも弱っている状態であり、だからこそ医療事務の「心配り」や「きめ細やかな対応」が求められるのです。
AIは、患者の心や気持ちに寄り添った対応においては人に勝ることはできないのです。

最終的には人の目で確認する必要がある

AIはレセプト業務など、一定の規則に沿って正確にデータ登録や管理をする業務において大いに力を発揮しますが最終的には、人の目で確認する必要があります。
例えば、通常請求できないと判断される処置や診療内容についても、医師や看護師がコメントや補足説明を添えることにより診療報酬が請求できるケースもあります。
AIは単純作業においては業務効率化や生産性の向上のために必要な技術ですが、医療現場で発生しがちなイレギュラーな事象については、「人の目で最終確認・判断」が必要不可欠なのです。

求められる医療事務になるために身に付けておくべき3つのこと

医療事務は将来的に需要がある仕事ですが、時代の変化とともに求められることやスキルも変わってくると言えます。
将来的に必要とされるスキルや能力を3つ挙げてみました。

・専門性と豊富な知識
・パソコンスキル
・コミュニケーション能力の高さ

自分に何が求められているのか、どんなスキルを身に付ける必要があるのかをしっかりおさえておきましょう。

専門性と豊富な知識

医療事務といっても診療科目によって得られる知識や専門性は異なります。
傷病名が多いとされる産婦人科や整形外科では、処置内容や処方される薬との整合性の見極めができるような専門性があれば、レセプトの最終確認の際に自分のスキルが大いに活かせるでしょう。
複数の診療科目の専門知識があれば、多くの診療科目が存在する総合病院でキャリアを積んでいく可能性が広がります。
ひとつの診療科目に特化した深い専門知識を身に付ける、複数の診療科目の知識を少し幅広く身に付ける、どちらのタイプが自分に合っているかを考えてみることをおすすめします。

パソコンスキル

IT化がますます進む医療現場では、電子カルテやレセプトなど医療関連のシステム操作をスムーズに行うスキルが求められます。
レセプト入力ではある程度の作業手順を覚えれば、問題なく操作できるようになります。
医療事務の業務の幅はひろがりつつあり、「医師事務作業補助者」として診療する先生の横に座り先生の指示に従って必要事項の入力業務を求められるかもしれません。
自分のキャリアの可能性を広げるためにも、パソコンスキルは必要だと言えるでしょう。

コミュニケーション能力の高さ

医療現場において、コミュニケーション能力の高さは必ず必要とされるものです。
特に、患者が来院した際に最初に接する受付窓口の医療事務は、患者の要望や状態を正確に把握するコミュニケーション能力が備わっていることが非常に重要です。
患者の情報を医師や看護師に正確にすばやく伝えることにより、診療が滞りなく進み患者の負担を軽減することにもつながります。
機械化が進む大きな病院では、機械の操作に戸惑う患者も少なくありません。
常に受付フロアを見渡し、困っている患者がいればすぐにフォローできるような細やかな気配りができることもコミュニケーション能力と言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、医療事務の将来性について解説しました。
世の中の急速なIT化は、医療現場の将来性にも大きく影響しています。
生産性の向上や業務効率化などを推進するため積極的にAIが導入され、医療事務の仕事を奪い取られかねないと感じることも多いのではないでしょうか。
しかし、医療従事者は「人の命」と日々向き合っています。
どれだけ技術が進化したとしても、最終的に求められるのは人の温もりです。
医療事務は専門知識やパソコンスキルなど、業務に関するキャリアも大切ですが、どれだけ時代が進化したとしても、「心のこもった仕事ができる人」が求められ続けるのです。

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