千葉市で訪問介護への転職を考えている方にとって、「地元の道に詳しいから働きやすそう」「都心も近くて自然も豊かな千葉市で訪問介護に挑戦したい」と思うのは自然なことですよね。
けれど、いざ求人を探してみると、どこで探せばいいか、何を基準に選べばいいか迷ってしまいますよね。
訪問介護ステーションは場所によって条件や働きやすさが違うので、こんなはずじゃなかった…なんてことにならないためにも、慎重に見極める必要があります。
そこで今回は、千葉市で訪問介護に転職を考えている20代の看護師さんに向けて、現役のサービス提供責任者が、求人の探し方や転職を成功させるコツを解説します！
この記事を参考に、自分に合った訪問介護ステーションで新しいキャリアをスタートしましょう！
1サービス提供責任者（サ責）の仕事を知ろう！
①. 訪問介護計画書の作成と管理をして、より良いサービス提供を目指す
サービス提供責任者（サ責）の主な仕事は、利用者一人ひとりに合った「訪問介護計画書」を作成し、その進捗を確認していくことです。
ケアプランに沿った内容を作成し、計画通りにヘルパーのケアが行われているかを定期的にチェックします。
訪問介護は利用者の生活環境や体調によってサービス内容が変更になる場合がかなり多いので、サ責に求められることは意外と多いですよ。
②. 定期的なヘルパーへの指導とサポートも重要！
サービス提供責任者（サ責）は、ヘルパーが安心して利用者のケアに取り組めるような環境を整えることも重要な仕事になります。
各利用者のケアのポイントや注意事項の確認、改善点を見つけて実行してみるなど、常にヘルパーとコミュニケーションをとりながらやっていくことも大切です。
③. 利用者や家族との連絡・調整もとっても大事なしごとのひとつ！
サービス提供責任者（サ責）は、利用者やそのご家族と直接コミュニケーションを取る機会が多くなります。
普段からケアに関わってくれるご家族もいれば、必要時以外はまったく関わろうとしないご家族もいるので、状況にあったコミュニケーションが必要になります。
利用者の体調や生活環境に変化があったときには、ケアマネジャーや訪問看護などの関係機関と情報共有をし、サービス内容の見直しや支援の調整をすることもあります。
また、ご家族からの相談や要望にも応じ、安心してサービスを受けてもらえるよう努めます。こうした信頼関係を築くことが、サービスの質を高めることにもつながります。
2.サービス提供責任者に転職するメリットはなに？
①. 正社員登用の求人が圧倒的に多いので安心して探せる
サービス提供責任者（サ責）の求人は、正社員登用を前提とするものがほとんどです。
正社員での勤務により収入や福利厚生も安定しますし、将来的には管理職や介護業界の他分野(ケアマネジャーなど)へのステップアップも可能です。
キャリアアップを目指しながら長く働きたい方にとって、サ責は魅力的な役職です。
介護職員処遇改善手当をしっかりともらえる環境の事業所なら、ほかの介護職より給与条件は良い場合もあります。
②. 夜勤がないため生活リズムが整う
サ責の仕事は日勤が基本で、夜勤がないことが特徴です。
病院や施設など、夜勤のある職場に比べて生活リズムが整いやすく、体調管理がしやすいのがメリットです。
日中の働き方ができることで、ワークライフバランスを保ちながらキャリアを積めるのがサ責ならではの利点です。
③. 専門的なスキルと知識が身につく
サ責として働く中で、利用者一人ひとりに合わせた介護計画を立てたり、ヘルパーをマネジメントしたりする力が求められます。
介護計画やコミュニケーション力、問題解決力など、多様なスキルが自然と身につき、介護の専門職としての知識が深まると同時に、自分の成長も実感できます。
また、他職種との連携も多く、医療・福祉に関する知識が広がることで、将来的なキャリアにも活かせるのがサ責の魅力です。
3.千葉市のサービス提供責任者求人の情報収集
①自己分析をして求める条件を整理する
求人サイトなどで情報を集める前に、「趣味に時間を使いたいのでワークライフバランスを重視したい」、「バリバリ仕事に打ち込みたいのでシフト制でもなんでもいい」など、求める条件をしっかりと可視化しておくと良いでしょう。
事前に自分がどのような条件を求めているのかを整理し、それに合った職場を選ぶことが大事です。
自分のライフスタイルに合わせた条件を設定することで、働きやすさが格段に向上します。
条件に合わない職場を選んでしまうと、想像以上にストレスを感じる原因になりかねません。
筆者は訪問介護事業所に転職した際は、「土日祝休み」、「有休が取得しやすいか」などを第一条件にしていました。
②千葉市のサービス提供責任者の求人情報は求人サイトの利用がベター
千葉市でサービス提供責任者の求人を探すには、介護職の求人情報サイトを利用することがベターです。
たくさんの求人を見比べることができるので、自分が求める条件の求人が見つけやすいです。
SNSを活用して求人情報を発信している企業も多くなってきていますが、残念ながらSNSで求人をしている訪問介護事業所は少ないのが現状です。
筆者が勤めている事業所もSNSを活用して求人をしようということになりましたが、そういったツールを使いこなせる人材が少なすぎるので断念した経緯があります。
もし、気になる事業所のSNSがあった場合はチェックしてみるといいですよ！
③訪問エリアや移動手段を知っておこう
千葉市のサービス提供責任者の求人情報を見ると、「普通自動車運転免許」が必須な求人が多いです。
訪問エリアが広く、都内のように住宅が密集していない地域があったりするためです。
都内のように、電動自転車で訪問する事業所は少ないです。
「普通自動車運転免許」を持っていない方は注意しましょう。
4.応募から面接について
①応募に必要な履歴書や職務経歴書を準備する
訪問介護の応募に必要な書類の準備は、病院や施設勤務と似た流れです。
一般的には履歴書や職務経歴書が求められます。
フォーマットは自作でもテンプレートでもなんでもよいです。
また、訪問介護は20代が入社してくれたら非常にありがたいと思っている事業所ばかりです。
熱意を持って志望理由をしっかりと書けば、未経験でも問題なく挑戦できます。
訪問介護での働き方に興味を持ち、介護の現場で利用者に寄り添いたい思いを伝えることが大切です。
②面接でしっかりと自己アピールする
訪問介護の面接では、「なぜ病院や施設ではなく訪問介護を選んだのか」といった質問が定番です。
応募先の特徴や取り組みをあらかじめ調べ、自分のキャリアビジョンを明確に伝える準備をしておきましょう。
筆者が面接で実際に受けた質問をいくつかご紹介します。
応募動機を聞かせてください。
緊急事態が起きた際、どのように対応しますか？
一人で訪問することに不安はありませんか？
なぜ在宅介護を選んだのですか？
また、内定後に採用担当者に「採用の決め手」を尋ねたところ、「はきはきと話す姿が利用者への対応にも良い影響を与えると感じた」、「どんな人にも合わせられそう」といったことが好印象だったと教えていただきました。
面接対策をしっかり行い、自分の思いを元気よく伝えると良い結果につながります。
③面接での質問も効果的なアピールに
実は、面接での質問も自己アピールの一つです。
訪問介護では、一人で判断する場面も多いため、自主性や状況を把握する力が求められます。
働き方や業務内容について気になることがあれば具体的に質問してOKですが、前向きで意欲を示す質問を交えることで、さらに好印象につながります。
聞きづらいかもしれませんが、給与面についてもしっかりと確認を行った方がいいですよ。
また、実際に事業所を見学する機会があれば、職場の雰囲気や業務の流れが把握しやすくなるため、転職後のミスマッチを防ぐことができます。
忙しい現場の雰囲気や職員の働き方が確認できる貴重な機会となるので、参加できる場合はぜひ行っておきましょう。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は【完全版】ホームペルパーの転職ガイドブック～後悔しないための選び方～というテーマで解説しました。
訪問介護に転職を考えている方にとって、自分に合った職場選びはとても重要です。
地域に密着した介護の仕事は、地元の知識を活かしながら働けるメリットも多く、働きやすい環境を見つけることで、長く続けられる仕事にもなります。
本記事で紹介したポイントを参考に自分のライフスタイルやキャリアに合った訪問介護事業所を選んでください。
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