もうすぐ学生生活が終わってしまい、新人看護師として働くのが不安でいっぱい。
看護師の現場経験がないから事前に準備することがわからない。
そんな悩みを持つあなたにおすすめなのが、新卒入社までの事前準備です。
看護師として働いた経験がない新卒入社の方は、未知の領域に踏み込むので不安は大きい
でしょう。
入社前にすることがある程度わかっていれば気持ちに余裕を持って新卒入社の日を迎える
ことができます。
先輩看護師から残りわずかな学生時代で、やっておいた方がよいことを聞いてみたい。
入社してから「あのときやっておけばよかった」と後悔したくない。
やっと看護師のスタートラインに立てるのだからロケットスタートをしていきたい。
そこで新卒入社でも困らないで行動できる「先輩看護師直伝、新卒入社までにやっておく
こと大全集」の記事を届けたいと思います。
今回の記事では、来春卒業予定の学生さんに向けて、残り少ない学生生活でしかできない
ことを順番に解説していきます。
1.入職前に絶対やっておきたいこと
看護師として働き始める前の時間は、学生時代に忙しかった分をリセットする貴重な期間
です。
ここでは先輩看護師たちが「入職前にやっておいてよかった」と感じたことを紹介します。
入職後に後悔しないように事前にしっかり準備しましょう。
① 看護師免許の申請を忘れずに!
看護師免許の申請は必須の手続きです。
必要な書類には住民票や診断書、収入印紙などがあり、準備に時間がかかります。
手続きが完了していないと看護師として働けず、最悪の場合には行政処分を受けることも
あります。
申請に不安がある人は、友達と一緒に進めるとスムーズです。
早めに終わらせて、安心して入職の日を迎えましょう。
② 旅行や遊びでリフレッシュ
入職後は忙しくてまとまった休みが取りづらくなるため、今のうちに旅行や遊びでリフレッシュすることをおすすめします。
学生時代の疲れを癒し、心身ともにリフレッシュできる時間を過ごしましょう。
友達との旅行や外出でリラックスして、エネルギーをしっかりチャージしておくことが大切です。
この時間が、入職後の忙しい生活を乗り切る力になります。
③ 自分の時間を大切に 休むことの重要性
働き始めると、想像以上に体力的にも精神的にも負担がかかるものです。
だからこそ、今のうちにしっかり休息を取ることが大切です。
趣味やリラクゼーションで心を整える時間を持つことで、入職後のストレスにも対応しやすくなります。
2.新卒看護師に必要な基礎看護技術のおさらい
新卒看護師にとって、現場で役立つ基礎技術の習得は非常に大切です。
ここでは、すぐに実践で役立つ技術について簡単におさらいしましょう。
① フィジカルアセスメントの基本(問診、視診、聴診、打診)
フィジカルアセスメントは患者さんの状態を総合的に把握するために欠かせない技術です。
問診は患者さんの体調や症状を丁寧に聞き取り、視診では見た目から健康状態を確認します。
聴診と打診は、胸や腹部の異常を早期に発見するための重要な方法です。
入職後すぐに求められるスキルなので、基本の手順を復習しておくと安心です。
② 日常生活の援助(体位交換、陰部洗浄、移乗の介助)
患者さんの日常生活を支える援助技術も重要です。
体位交換は、褥瘡(じょくそう)を防ぐために行いますし、陰部洗浄やおむつ交換は清潔を保つために欠かせません。
移乗の介助では患者の安全を確保しつつ、介助者自身も負担を減らす技術が求められます。
入職後頻繁に行うため、事前に基本を押さえておくと、現場でスムーズに対応できます。
③ バイタルサインと血液検査の基準値を押さえる
バイタルサイン(脈拍、血圧、体温など)は、患者の健康状態を瞬時に把握するための基本データです。
また血液検査の基準値を知っておくと安心です。
栄養状態や炎症を示す数値などは、看護師が毎日のケアで確認する重要な指標です。
基準値を事前に理解していれば現場での判断が楽になりますし、基準値をすぐ確認できるよう携帯しておくと役立ちます。
3.新人看護師が準備しておくべきナースグッズ
新人看護師として働き始める際、役立つナースグッズを事前に準備しておくと安心です。
ここでは、入職後にすぐに使えるアイテムとその選び方を紹介します。
① 聴診器やナースウォッチの選び方
聴診器は、患者さんの異常を見逃さないために重要な道具です。
自分の耳にフィットし、音がしっかり聞こえるものを選びましょう。
ナースウォッチはバイタルサインの測定に必須で、クリップ式でポケットに付けられるタイプや、防水機能があるものが便利です。
医療現場では腕時計が推奨されていないことが多いため、事前に確認しましょう。
② 必要な文房具リスト(ボールペン、メモ帳、印鑑など)
文房具としては、3色ボールペンや油性ペン、メモ帳、印鑑が基本アイテムです。
3色ボールペンは赤・青・黒の色を使い分けられるものが便利です。
消せるペンは公的書類には向かないため、避けたほうがよいでしょう。
メモ帳は白衣のポケットに入る小さなサイズがおすすめで、印鑑は書類に押印する際や薬剤チェックに頻繁に使うため、取り出しやすいものを選びましょう。
③ 病棟ごとに異なるグッズの必要性
病棟によって必要なグッズは異なります。
例えば手術室では清潔操作が重視され、持ち歩くグッズは最小限です。
一方で一般病棟では、バイタル測定器や点滴タイマーなど、様々な道具を持ち歩くことが求められます。
配属される部署に応じて必要なアイテムは異なるため、最初は最低限の準備に留めておき、部署が決まった後で追加購入するのがよいでしょう。
4.入職までの心構えとメンタルケア
看護師としての第一歩を踏み出すには、技術の習得だけでなく、メンタルケアも重要です。ここでは、入職前に意識しておきたい心構えとメンタルの整え方について解説します。
① 最初は無理をしないで、周りと比較しない
新人のうちは、周囲の先輩や同期と自分を比べて焦ることが多いかもしれません。
しかし焦りは禁物です。それぞれの成長スピードは違うので、無理に周りに合わせる必要はありません。
大切なのは自分のペースで着実に技術を身につけることです。
周りと比べず、目の前の業務に集中し、自分らしく進んでいきましょう。
② 長期間の試練に備える心構え
看護師としての仕事は、体力的にも精神的にも負担が大きいものです。
特に新人のうちは、慣れない業務や研修が続くため、長期間の試練に直面することもあるでしょう。
そんな時は「一歩ずつ成長すればよい」という気持ちを持つことが大切です。
最初から全てを完璧にこなそうとせず、少しずつ経験を積み重ねることが、最終的には大きな自信につながります。
③ 新生活に向けてリラックスする方法
入職前は、忙しい新生活に備えてリフレッシュすることが重要です。
友人との時間を楽しんだり、趣味に没頭したりして、リラックスしたひとときを過ごしましょう。
ストレスを溜め込まず、心と体をリフレッシュさせると入職後の生活にもスムーズに順応できます。
自分の時間を大切にし、余裕を持って新しいスタートを切りましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
新卒入社を控えた学生時代にしておくとよいことは、意外とたくさんあります。
限られた時間をどのように過ごすかで、入社後の人生は大きく変わっていくでしょう。
今回の記事で得られた情報をもとに計画的に行動していくことをおすすめします。
そして看護師としての人生を歩み、たくさんの患者さんを幸せにしてほしいと願います。
他にも看護師に関するおすすめ記事もあるので、今のうちに多くの知識や働き方のノウハウを身に着けていってほしいです。
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