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【日本映画】医療系映画から学ぶ、看護師の仕事!新人看護師必見!10作品を紹介!

今回は、千葉市の新人看護師のみなさんに、「看護師の仕事が学べる」日本映画をご紹介します。

「看護師になって数か月、現場でいろいろ悩んでしまう」「看護師の仕事のやりがいをもっと知りたい」と思っている新人看護師の方は多いのではないでしょうか?

看護師になり、毎日必死で患者さんに向き合い、看護師仲間や先輩と奮闘している中で、ふと「看護師の仕事って何?」と感じてしまう人は、映画を観ることで看護師の仕事について学びを深めてみてくださいね。

1.スクール・オブ・ナーシング

2005年日本
主演:桐島ココ

現代日本の医療を取り巻く社会問題に切り込んだ映画

看護学生や新人看護師の人にぜひ観てもらいたい映画です。
看護師を志す看護学生たちの成長過程の苦悩や葛藤を見事に描いた映画と言えます。

主人公の看護学生のあかねと個々に様々な事情をかかえ看護師になろうとする仲間が、看護師になるために必死に演習に励む毎日をリアルに描いた映画です。

ひと昔前なら、家族の介護や看護は、家族が中心となって取り組んでいた時代がありましたが、核家族化、少子高齢化が進む現在の日本では、介護や看護が必要になった瞬間に家族間でいろいろな問題が勃発します。

実習を終えたあかねは、自分の死期を悟っている余命わずかの患者を担当します。

看護する側、される側も人と人との暖かさや愛を求めて生きているのだと感じさせ、看護の真髄を学べる映画です。

2.ディア・ドクター

2009年日本
主演:笑福亭鶴瓶

僻地医療に心を注ぐ医師は無免許だった

ディア・ドクターはいわゆる正統派の医療系映画ではないことを先にお伝えしなければなりません。

僻地医療が難しいと言われる理由のひとつに「村人から信頼される存在」になり得ること、仲間と認識されることが挙げられます。

若い研修医が赴任してきた山間の僻地には、笑福亭鶴瓶演じる伊野医師がいるのみです。

心臓蘇生や血圧測定、痴呆老人の話し相手など都会の医療現場のような「治療」がメインではなく、高齢化する村人たちにとって病気を治す人ではなく、「命にかかわる無二の存在」となるのです。

ある日、伊野医師は突然村から姿を消してしまいます。
かづ子という医師の娘を持つ患者から頼まれたうそをつきとおすために。

医療従事者として患者の病気を治すことは大前提ではありますが、患者の心の奥に潜む何かを救うことにも踏み込まざるを得なかったひとりの人間の物語から「医師」や「医療」の在り方を問う映画だとも言えます。

3.いのちの停車場

2021年日本
主演:吉永小百合

在宅医療を通じ命との向き合い方を考えさせられる映画

7つの家族の「在宅看護・医療」を通じて、命との向き合い方について人の心に深く問いかける映画です。

いずれ訪れる最期の瞬間まで、「今を生きる患者の命」とどう向き合っていけばよいのか、患者の家族や医師、看護師それぞれが自分たちの医療従事者としての使命を飛び越え、人として「命のありかた」を考えぬいていく姿が描かれています。

救命救急医として大学病院で日々患者の命と向き合っていた医師咲和子ですが、石川県の実家に戻り「まほろば診療所」で在宅医療に携わることになり物語が展開していきます。

治療を通じてではない、違う形での「命との向き合い方」に触れていく様が「人が生きること」について静かに語りかけてくるような映画です。

4.閉鎖病棟―それぞれの朝―

2011年日本
キャスト:笑福亭鶴瓶 綾野剛 小松菜奈

人は人に生きる勇気をもらうことで生きていけることを教えてくれる映画

「人は、人との触れ合いの中で生きる勇気を与えてもらい生きていける」というメッセージが込められた映画です。

社会や家族に自分たちの行き場を見出せず、精神病棟を自分の生きる場所として懸命に生きる患者たち。
社会復帰を目指す患者たちと日々奮闘する医師や看護師と患者の関わりも、生々しくもリアルに描かれている映画です。

閉ざされた病棟の中で、懸命に自分の生き方を見い出し精一杯生きようとする姿に「いかに生きていくか」ということを自問する機会を与えてくれる映画だと言えます。

舞台はとある田舎の精神科病院の病棟。
死刑執行が未遂に終わった元死刑囚の「秀丸」さんという陶芸家の患者との出逢いでストーリーが展開していきます。

幻聴で悩まされるサラリーマンの「チュウさん」、DVで行き場を失った女子高校生「由紀」が、秀丸さんとの関わりの中で生きる勇気を与えられながら、自分の生きる道筋を見つけ出していく過程が鮮烈に描かれています。

物語の最後では、由紀が看護師として生きていくことを決意します。

一度は心が傷ついたとしても、生きる勇気があれば人は強くなれるのだと、希望をも与えてくれる映画です。

5.神様のカルテ

2011年日本
主演:櫻井翔

医療従事者必見の終末医療のあり方を問う映画

現役医師で作家である夏川草介の小説が原作となった映画です。

長野県にある病院で内科医として働く、櫻井翔演じる栗原医師を取り巻く家族や仲間との温かい人間模様を描きつつ、終末医療のあり方を問う深いメッセージが込められた映画です。

大学病院に紹介したはずの末期がんの患者が、ある日栗原医師を訪ねてくるところからストーリーが展開していきます。

終末医療では個々の価値観によってさまざまな見解が生じます。

患者の気持ち、患者が生きたい生き方に寄り添い向き合おうとする栗原医師の姿には胸を打たれること間違いなしです。

延命だけを目的とした積極的治療がすべてなのか?
患者にとっての幸せとは何なのか?
生きることの本当の意味とは?

終末医療には実にいろいろな考えがあり、どれも間違ってはいないのではないでしょうか?

新人看護師の方に、医療従事者として自分はどうありたいのかを、優しく問いかけるような映画だと言えます。

6.ぼくはうみがみたくなりました

2009年日本
主演:大塚ちひろ

自閉症の少年と看護学生との関わりを通じて日本の社会問題をも考えさせられる映画

看護学生の明日美は人生に行き詰まりを感じながら日々を送っていたある日、自閉症の淳一と出逢い、高校の時に片思いをしていた彼の面影を重ねてしまい、淳一をドライブに誘い、海に向かいます。

淳一との関わりを通して、自閉症を知り、明日美の心持ちも徐々に変化していく様が丁寧なタッチで描かれ、現代日本における障害を持つ人と健常者との間に存在する厚い壁を感じさせられます。

全世界で多様性が推進される昨今、障がい者と健常者との共存については日本は遅れ気味であることにも気づかされるのではないでしょうか。

自閉症のみならず、皆があたりまえにお互いを理解し合い自然に過ごせる世界になれば、と考えさせられる映画です。

7.病院で死ぬということ

1993年日本
主演:岸部一徳

ターミナルケアについて深く考えるきっかけになる映画

約30年前の映画ですが、超高齢化社会を迎える日本にとって考えるべき末期医療の問題を取り上げた映画であり、日本における高齢化問題がいまだ顕在していることに驚きを隠せないという感想です。

映画では、病院のベッドを定点カメラで捉えた映像で終始描かれところどころにそれまでの人生の一幕や、季節のうつろいを映し出した映像がはさみこまれています。

ガンの告知を受けた患者は、余命を知りながら毎日闘病生活を余儀なくされますが、患者たちにとって、一日をどう生きるか、意味のある一日にするにはどのようにすればよいのかを、医療従事者として、家族として真摯に向き合う重要性を改めて考えさせられる映画です。

8. 時の輝き

1995年日本
主演:高橋由美子

看護師志望の高校生と不治の病の同級生との恋物語に終わらない映画

看護師志望である高校生由花と悪性骨肉腫でわずか18歳でこの世を去った恋人のシュンイチとの恋物語ですが、看護師を目指す高校生の純粋でまっすぐな思いが等身大の映像で描かれ、観るものの心に響きます。

恋人が不治の病に冒され、看護実習が終わった3学期が始まるころに彼の訃報を耳にするという一見悲しいだけのストーリーに捉えられがちです。

しかし、実習を終えた由花はただ悲しむばかりではありません。

彼の死をしっかりと受け入れ、看護師として強く生きていく決意をする姿は、高校生でありながらも立派な医療従事者としての意識が芽生えているのです。

ひと夏で一回り成長した由花の姿がとても印象的です。

新人看護師の人にはぜひ観ていただきたい映画です。

9.ナースコール

1993年日本
主演:薬師丸ひろ子

看護師の仕事や生活にフォーカスした青春映画

当時、過酷な職場の典型と言われていた看護師の人手不足が問題になり、看護師を志す若者が増えればと、看護師の仕事や生活を題材にした青春ドラマです。

過酷と言われる看護師の仕事に携わる中で、毎日悩み迷いながらも奮闘する姿を、暗くならずユーモラスに描き、女性の社会進出が叫ばれている時代に沿った女性の生きがいにも焦点をあてている映画です。

大学の付属病院の整形外科に勤める、薬師丸ひろ子演じる五十嵐梢は27歳のベテラン看護師ですが、日々の看護業務が惰性になっていることにやりがいを見出せなくなっていました。

大腿骨骨折で入院した際に腫瘍が発見されたサッカー選手の患者を担当し、献身的な看護を続けるうちに自身でも看護師としての意義を見出すことになるのです。

看護師であれば、やりがいや、苦労などを同じ目線で共感しながら楽しめる映画です。

10.じょっぱり 看護の人 花田ミキ

2024年日本
キャスト:木野花、王林、伊勢 佳世

看護師必見伝説の看護師花田ミキの看護人生を描いた作品

メガホンをとった 五十嵐匠監督自らが映画の企画制作を行いました。

実は監督が幼少のころ、主人公である「花田ミキ」に命を助けられた一人なのです。

世界中に猛威をふるった、新型コロナウイルス感染症と戦い続けた、医療従事者たちの姿は今でも私たちの心に刻まれ、看護や保健が私たちの命を支えてくれる必要不可欠なものだと思い知らされました。

五十嵐監督は、目に見えないコロナウイルスに、自身の安全をも保障されていない状況で戦い続ける医療従事者の方々への、心からの感謝とともに、命の恩人である花田ミキさんの看護師としての生涯を、後世に伝えるべく映画化を決意しました。

花田ミキさんが若かりし頃、八戸赤十字病院でポリオの集団感染が起きた際に治療法を広め看護に命を注いた姿とコロナ禍で懸命に働く医療従事者の姿が重なって見えてきます。

じょっぱりとは「意地を張る」という津軽地方の方言だそうです。

看護に生涯をささげた津軽女性のたくましさと勇ましさ、そして何よりも人の命を大切にする究極の優しさが、観る者すべてに感動を与えます。

伝説の看護師の生涯と命の尊さを、ドラマチックに綴る感動作であることは間違いないでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

医療をテーマにした映画を観ると看護師としての日々の自分と照らし合わせてしまうのではないでしょうか。

映画ならではのストーリー展開やカメラワークなど、看護師目線で捉えた映像も看護師の皆さんには、より心に響いてくるのかもしれませんね。

看護師だからこそ、受け止められるメッセージがあり、映画との出逢いを大切にして頂きたいです。

新人看護師として慣れないことも多くしんどい思いをしながら必死で毎日頑張っている人は映画を観ることで看護師の仕事を客観的に捉えるよい機会だと言えます。

医療系の映画では、看護師をはじめとしてさまざまな医療従事者の心の葛藤や思いが詰まっています。

医療現場で働く新人看護師のみなさんが看護師としての仕事の意義を心に抱き、映画を通して、自分の仕事に誇りを持っていただければ嬉しいです。

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